ファミコン冒険ゲームブック ドラゴンクエスト2 悪霊の神々(上)



双葉文庫 ファミコン冒険ゲームブックシリーズ
ドラゴンクエスト2 悪霊の神々(上)

昭和62年(1987年)9月1日発行
著:樋口明雄 画:伊藤伸平


双葉文庫から出版されたDQゲームブック第二弾。今作では上下巻に別れており、大海原を跨いだ壮大な冒険に挑むことになる。
挿絵に色気が全く感じられなかった前作のゲームブックとは違い、今作はサービスカットが満載だ。ポロリもあるかもよ。



ゲームブックの遊び方は前作とほとんど変わらないが、今作では複数のモンスターが同時に出てくるため、原作と同じく難易度が急上昇。素直にゲームブックの遊び方にしたがって進めるとあっさりモンスターにぶっ殺されてゲームオーバーになるという極悪仕様


ストーリーは一部が改変されているものの、基本的に原作に忠実。ローレシアを発ち、リリザの町、サマルトリア城を経てサマルトリアの王子・クッキーを探し出す。南の大陸に渡ってムーンペタの町、ムーンブルク城で情報を集めてラーの鏡を手に入れ、風の塔で犬に変えられているムーンブルクの王女・マリアを人間に戻す。西へ進んでルプガナの町で船を手に入れる。上巻はここまで。


なおクッキーおよびマリアとは途中で対面するが、「ルプガナの町で合流する」という設定のため、上巻ではローレシアの王子ひとりで冒険を進めることになる。











スライムが集団で襲ってきた。ここでは「戦う」を選ぶとゲームオーバーになる凶悪







序盤からバーサーカーや地獄の使いやバピラスといった強敵が出てくる。原作を上回る凶悪さ







バピラスの炎で丸焼けに。原作ゲームでは炎攻撃はしてこなかったはずだが、本書はさらなる凶悪仕様なので何でもアリなのだ。







サマルトリアの王子クッキーとの邂逅。それほど探しまわらなくても見つかるので、「いやー、さがしましたよ」と言われることもない。







原作とは異なり、姿を変えられたムーンブルクの王女マリアは風の塔の最上階で待ち受けている。しかも人懐っこい犬ではなく、人間としての記憶を失い、牙をむき出しにして襲ってくる狂犬として。
ラーの鏡があれば元の姿に戻せるのだが、持っていなかった場合はこのような悲劇が訪れる。


「君は、ぼくと同じロトの血を引いた人間なんだね?」
思わず叫んだが、向こうはうなるばかり。そう、姿だけでなく、心まで野獣に変えられてしまっているのだ。ぼくの狼狽を察したためか、そいつは少しづつ近づいてきた。
野獣が、吠えた。
「やめろ!」ぼくは叫んだ。後退りながら、必死に訴えた。
が、そいつはまったく人語を解さない。それは、大きな犬だった。今にも飛びかかろうと、身を低くしながら近づいてくる。
「ぼくは、味方だ。わからないのか!」
獣がまたうなる。同時にその後ろ足が、床を蹴った。ぼくはあわててそれをかわそうとした。その瞬間――、
立っていた床が、突然、崩壊した。犬がぼくの首に牙をたてた時、ぼくは完全にバランスを崩していた。
ぼくと犬――実はムーンブルクの姫・マリアは、瓦礫とともに地上目指して死の落下を始めていた。
               END



凶悪極まりない
。ところでこの場合、ルプガナで待機しているクッキーはどうなるのだろうか。何も無かったことにしてサマルトリアに帰還するのだろうか。







無事に王女の姿を元に戻し、ルプガナで船を手に入れ、仲間たちと合流し、大海原へと旅立つ。



(後編へ続く)

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