ファミコン神拳 奥義大全書 巻の四 ドラゴンクエスト2



ファミコン神拳 奥義大全書 巻の四 ドラゴンクエストII
集英社 1987年2月13日発行


あたたたた~っ!!! 「ドラゴンクエストII」のソフトと同時に発売された攻略本だぜ! 前作と比べて超絶進化を遂げた「ドラクエII」だが、難易度も超絶に高くなっているっ! 広大なマップや、難しい謎解きや、いやらしい攻撃を仕掛けてくるモンスターに苦しめられて、キミも何回もひでぶな気持ちになったに違いないっ! ゲームが激ムズだったから、当時の子供たちはこの攻略本をみんなで回し読みしたんだぜ~っ! では内容を一部紹介! あべしっ!

(これ以降は普通の文体になります。疲れるので)




前作のファミコン神拳に引き続き、巻頭折り込みに記録用紙が載っている。いちいちこれに書き込みながらゲームを進めたプレーヤーは日本中を探しても一人もいないと思うが、もちろん編集スタッフは記入しながら進めたんだよな、おい。

なお、右側に妙にごっつい三人組がいるが、おそらく別のゲームのキャラが紛れ込んだのだと思われる。ドラクエIIには出てこないのでご注意下さい。







「城を出る前に武器や防具を装備するのを忘れるでないぞ」という王様のありがたい忠告だが、当時小学生だった私は「そうび」の意味が分からず、まんまと全裸で城を出てスライムに惨殺されたのであった。アホですね。







もはやツッコミを入れる気もしない。二人の王子はどこかの傭兵、王女にいたっては魔女っ子みたいな出で立ちである。どうして土居孝幸は元のキャラクターデザインを無視するのか。鳥山明に対抗心を燃やしていたのだろうか。







三人組の絵で落胆したかもしれないが、決して土井先生のデザインパワーを侮ってはならない。このドラゴンキラーは腕にはめて使う武器となっており、どう見てもダサいのだが、翌年に出た公式ガイドブックでも同じように腕にはめるデザインが採用されており、後々のタイトルまで受け継がれることになる。



(『ドラゴンクエストIII 公式ガイドブック』より)







モンスター紹介。おおなめくじが「むちゃくちゃ大きいナメクジなのだ!」って、そのまんまですね。







袋とじには「邪神の洞窟(ロンダルキアへの洞窟)」のマップが収録されている。

多くのプレイヤーを地の底に突き落としたフロアであるが、落とし穴の位置と階段は示されていない。しかし「右手を壁にふれたまま歩けばいいというぜっ!」という重要なヒントがっ!

このフロアでは、いったん落とし穴に落ちて、下のフロアから階段を登ってくると、マップ右上の部屋に出る。そこから壁に右手をつけたまま進んでいくと、落とし穴に落ちずに上り階段に辿り着けるのである。

これを知っているのと知らないのとでは難易度が大きく変わる。こういう重要なネタは攻略本だけに載せるのではなくて、ゲーム内でヒントを出してくれ。







ドラクエIIは敵の強さもさることながら、謎解きも難しいゲームである。町の人の重要なセリフを書き留めておかないと詰まる可能性が高く、さらにはまったくヒントが無い謎解きもある。こちらのサイトでゲーム内のヒントについて詳しく検証されている。

ハーゴン城の十字架の真ん中で邪神の像を使うと先に進める仕掛けはゲーム内ではノーヒントなのだが、この袋とじでさりげなくヒントが告げられている。

ハーゴンの城へ入れたら、巨大な十字架をさがそう! そのまん中で邪教の使徒のあかしとなる品物をつかえば、死者の塔とよばれる塔への道が開くというっ!

だからそういう情報はゲーム内で出せよバカヤロー! ゆう帝、おまえに言ってるんだよコノヤロー!








やはり当時にしては難易度が高いゲームであったためこの1冊ではヒントが足らず、エニックスと集英社に全国の切羽詰まった子どもたちからの電話が殺到したかどうかは知らないが、後日、さらなる攻略情報が載せられた『キム皇のファミコン神拳110番』が送り出される。それは又の機会に。

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